私生活の中心は俺的にオンラインカジノブログ:16-4-17

24-06

あたしは、農家の三女として生まれた。
父母はさぞかし男の子を期待していたことだろう。

農家の嫁でありながら、男の子を産めなかったママ。
あたしが、もし男だったなら、
ママにはもう少し明るい人生があったかもしれない…

物心ついた頃から、おれは祖母のそばにいた。
祖母はいつもママの悪口を言っていた。
幼い頃から聞かされていたので、ミーも母がきらいだった。
汚い、臭い、気がきかない…そういった言葉だった。

あたしが小学生の時、学校からの帰り道、
今にもあめが降り出しそうな午後だった。

遠くに人影が見えた時、嫌な予感がした。
だんだん近づいて来る…
やはり母だった。

「わあい、お母さんだ」
喜んでかけ寄り、かさを受け取る…
それが普通の子供の姿だろう。

「はい、かさ!」
わしは、無言で母親からかさを受け取った。

母は、お姉さんたちのかさも用意していて
あたくしとは反対の方向の学校へ向かっていった。

そのことが俺にはせめてもの救いだった。
ママと並んで歩いて帰るなど、ぜったいに嫌だったのだ。

「今の人、お母さん?」
友人が聞く。
「うん」
オレは、それ以上何も言いたくなかった。

もんぺ姿の母を友人に見られたことが、
ずっしりと重くのしかかっていた。
ママはいつももんぺをはいて、汚ない格好をしていた。

ママはおしゃれな服など一枚も持っていなかった。
服を買うためのお金がないことも、
おれは子供ながらに知っていた。

ミーが目覚めた時、お母さんはすでにもんぺ姿である。
あたしが眠りにつく時、母はまだもんぺ姿である。
もしかしたら、寝る時も、
もんぺをはいているのではないかと疑ったこともある。

ママのもんぺは、赤い模様があったが、
色あせて疲れているようだった。

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